こんにちは、助手の鎌田です!
今日は多くの患者さんが気にされている
「口臭」 と 「歯周病」 の深い関係についてお話しします。
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■ なぜ歯周病になると口臭が強くなるの?
歯周病は、歯を支えている骨や歯ぐきに炎症が起きる病気です。
進行すると歯ぐきの奥に 歯周ポケット ができ、そこに細菌がたまります👾
この細菌が食べかすや血液などを分解すると、
硫黄のようなニオイを出すガス(揮発性硫黄化合物) が発生します。
これが、いわゆる「歯周病の口臭」の正体です。
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■ “朝が一番臭う”のはなぜ?
寝ている間は口の中の唾液が減るため、細菌が増殖しやすくなります。
そのため、歯周病の人は特に 朝起きた時に強い口臭 を感じやすい傾向があります。
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■ 歯周病由来の口臭を防ぐ3つのポイント
① 歯周ポケットをきれいにする🌿
歯ブラシだけではポケットの汚れは取り切れません。
フロスや歯間ブラシを使って、汚れをしっかりかき出しましょう。
② 定期的な歯科検診・クリーニング🧹
歯科医院での機械的なクリーニング(スケーリング)は、
ご自身では届かない深い部分の歯石も取り除けます。
③ 早めに治療をスタートする🦷
歯周病は自然治癒しない病気です。
「ちょっと血が出るだけだから…」と放置すると、
口臭だけでなく歯を失う原因にもなります。
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■ こんな症状があれば歯周病のサインかも?
• 歯ぐきが赤く腫れている
• 歯磨き後に血が出る
• 歯がグラグラする
• 冷たいものがしみる
• 口臭が気になる
ひとつでも当てはまる方は、早めのチェックがおすすめです!
歯周病は日本人の成人の 約8割が予備軍 とされています。
「口臭が気になる」と思った時が、歯周病を改善するチャンスです。
お口の中を健康に保つことは、見た目だけでなく将来の健康にもつながります。
気になることがあれば、歯科医院で相談してみてください😊

















