こんにちは、助手の皿井です!
本日は「唾液のはたらき」についてお話させていただきます。
みなさん、唾液はお口の中でとても大切な働きをしていることをご存知ですか??
☆食べ物を消化しやすくする
アミラーゼという消化酵素が炭水化物(でんぷん)を分解します。
☆口の中を清潔に保つ
唾液にはお口の中を洗い流す作用があり、抗菌作用を持つ成分も含まれています!
そのため、虫歯や感染症を防ぎます。
☆歯や粘膜を守る
唾液は pHを調整して酸を中和するため、酸で歯が溶けるのを防ぎます
歯の表面を修復する 再石灰化 を助けます。
主にこのような働きをしています!
あまり唾液が出なくなってしまうこともありますよね…
🌵口が乾いてしまう原因
☆加齢
年齢とともに唾液腺の働きが弱くなり、分泌量が減りがちです。
☆緊張、ストレス
自律神経のうち「交感神経」が優位になると、唾液が出にくくなります。
(人前で話すと口が渇く感覚と同じです)
☆薬の副作用
抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬、睡眠薬など、
多くの薬が唾液を減らす副作用 をもっています。
☆脱水
水分が不足すると、唾液も少なくなります。
☆病気
- シェーグレン症候群
- 糖尿病
- 放射線治療(頭頚部)後
などが原因になることがあります
☆口呼吸
口呼吸をしていると乾燥しやすいため、唾液が追いつかなくなります。
🏥受診した方が良いサイン
☆口の乾きが長く続いている(1-2週間)
一時的ではなく、ずっと続いている場合は何か原因がある可能性があります。
☆夜中に口の乾きで目が覚める
睡眠を妨げるほど乾燥するのは、軽度ではないサインです。
☆水をよく飲んでも乾燥が治まらない
脱水ではなく、唾液腺の機能低下や病気が関係していることがあります。
☆口の中が痛む、ヒリつく
乾燥が強いと、粘膜が傷ついたり炎症を起こすことがあります。
☆口臭が強くなった
唾液が極端に少ないと細菌が増え、口臭が悪化します。
☆食べにくい、飲み込みにくい
唾液不足は嚥下(えんげ)に大きく影響します。
☆味が分かりにくい、味覚が変
味物質が溶けにくくなり、味覚障害につながることがあります。
☆虫歯が増えた
唾液の保護作用が弱まり、急に虫歯が増えることがあります。
ひとつでも当てはまる方は、お口の健康を保つためにも
検診など早めのチェックをオススメします👩⚕️✅
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください🦷✨

















