こんばんは、助手の皿井です!
みなさん、歯の表面に白い斑点のようなものができたことはございませんか?
本日は、歯の表面にできる白い斑点についてのお話をさせていただきます。
白い斑点の主な原因
🦷1.初期虫歯(脱灰)
もっともよくある原因です。
歯の表面のミネラルが溶け出して “脱灰” が起こると、白っぽい濁りが現れます。
特徴
- 表面はまだツルツルしている
- 痛みはないことが多い
- 進行すると穴があく
原因
- 歯みがき不足
- 糖分の多い飲食物
- 歯垢の蓄積
- 酸の多い飲み物の摂りすぎ
🦷2.フッ素症(斑状歯)
幼児期に過剰なフッ素を摂取した場合に、白いスジや斑点が出ることがあります。
特徴
- 生えてすぐから白いスジ・白斑
- 軽度なら見た目以外の問題はほぼなし
🦷3.エナメル質形成不全
歯が作られる段階でエナメル質が十分に形成されていない状態です。
特徴
- 生えてきた時から白(または黄色〜茶色)の斑点
- 健康な歯より弱くむし歯になりやすい
🦷4.ホワイトスポット
矯正中、ブラケットの周りが磨きにくくなることでできる白斑。
特徴
- 矯正装置を外すと白い輪郭のように見える
治療・改善方法
症状によって異なりますが、よく行われる処置は…
⭐️1.再石灰化治療
- フッ素塗布
- MIペースト(リカルデント)などの再石灰化促進剤
初期むし歯なら改善することが多いです。
⭐️2.ホワイトニング
全体を明るくして白斑を目立ちにくくする。
⭐️3.レジン治療
見た目の改善が目的の歯科処置。白斑が濃い場合や広い場合に。
こんな場合は早めにチェック!
︎︎︎︎✅痛みやしみる感覚がある
✅白い斑点が大きくなってきた
✅色が白から黄色・茶色に変わってきた
✅表面がザラザラしてきた
大きな虫歯になる前に対策できることもございます!
少しでも気になることがありましたら、検診の時でも構いませんので
お気軽にご相談ください🌟

















